はい!どーも!理学療法士の小川内です。
今回は「足底について」!
皆様は、自分の全体重を支える足のことについてどのくらい知っていますか?
まずは足の骨の数!
足を構成する骨は後足部の『足根骨7個』、『中足骨5個』、前足部の『趾骨14個』、『種子骨2個』の計28個から構成されています。
なんと左右で計56個もの骨が全身の体重、動作を支えています。
全身の骨の数は約200個で構成されており、足の骨だけで1/4を占めているんです!
それほど重要ということですね!
それでは足の役割とは?
足の基本的役割である「立つ」、「歩く」、「衝撃を吸収する」
他にも大切な役割があります。足は脳や心臓から遠い位置にあるために、血液が心臓に戻りにくいのです。それをカバーするために、足は歩く時に血液を押し上げるポンプの役目を果します。地面を踏む、足を上げる時の筋肉の収縮弛緩により、ポンプ効果が起きる。この役割が“足は第2の心臓”と言われています。
また、足のアーチ構造という機能があります。
この機能は人間の足だけにあるお椀を伏せたような独特の土踏まずの構造です。人間は成長するにしたがい、個人差はあるものの3~4歳ごろから足にアーチが出現します。足には3つのアーチがあります。
このアーチの役割は主に3つあります
1、バネ作用:次の一歩を踏み出す動力
2、クッション作用:足の接地時の衝撃の緩和
3、バランス作用:片足立ちでも倒れない安定性
過度な疲労、疲労、老化などでこのアーチが平坦になりアーチが崩れる俗に言う「偏平足」になると上記の役割が十分に発揮できなくなり、足関節、膝関節、腰に負担がかかって痛みに繋がり最悪の場合歩行が困難になる場合があります。
もちろん、足底の運動などを行うことで予防、維持が可能かと思いますが、すぐに効果がでません。
そのため、今すぐできることは、中敷き(インソール)を靴の中に入れると予防、軽減できます。特にアーチサポート機能があるものがオススメです!
小川内も旅行先などで歩き回る際によく利用しています!中敷き(インソール)を入れる入れないでは、疲労度が全然違います!
お近くのスポーツショップなどに置いてありますので、ぜひぜひ使用してみてください!
ちなみに小川内のオススメは「Spencoスペンコ」というメーカーさんです。米国ユタ州ソルトレイクシティにおいて、身体医学とリハビリテーションのスペシャリストであるウェイマン・スペンス博士によって設立されたスぺンコメディカル社。
スぺンコインソール製品の最大の特長は、足病理学に基づいた製品であるということです。地面からの衝撃を吸収し、骨格の移動を円滑に行うことができる素材と機能で製作されています。*ホームページから抜粋*
ホームページはすべて英語のため簡単に要約しました。Amazon、楽天で購入できます!これは、長距離歩いても疲れないです!お値段はお高めですがその価値はあると思っています!*個人の感想です*1
ではまた!
次回!
「小指の役割」
乞うご期待!