こんにちは、大神です。
今回は杖のことについてお話し致します。
杖も問い合わせが多くあり街中でもとてもよく見かける福祉用具だと思います。
最近はスーパーや100円ショップなどでも購入できとても身近な商品かと思いますが、
意外と高さがあっていなかったり、杖先の杖ゴムがすり減っており、危険な状態で使っている方もよく目にします。
杖の種類
まずは、杖の種類。その中でも介護の場面で使われる杖を見ていこうと思います。
●一本杖
一般的によく使われる杖。
おしゃれな柄もたくさんあります。
●多点杖
安定性の高い杖。介護保険でのレンタルもあります。
●ロフストランドクラッチ
手と腕の2点で支えることができる杖です。
下半身まひの方、下半身に体重をかけられない骨折、捻挫、股関節症などの方に向いています。
●松葉づえ
足を骨折した人がよく使っていますね
●白杖
目の不自由な方が前方を確認するために使う杖です
種類だけでもこれだけあり、細かく分けるとまだまだあります。
さて、今回はよく使われる「一本杖」の選び方と商品の紹介をしていこうと思います!
一本杖の選び方
1.適切な長さは?
専門的に言うと大腿骨大転子と同じ高さに杖の高さを合わせるそうですが、これだと難しくてなかなか意味が分かりません。
そんなときに便利な計算式があるのです!
「身長÷2+3」だそうです!
ただ実際にお客様に合わせてみるとほとんどの場合2~3cm前後誤差があります。
あくまで上記の計算式は目安でその付近で試してみて選ぶのがいいと思います。
2.使う場所は?(外なのか家の中なのかなど)
使う場所によっても選ぶものが違います。
外で使う場合路面が水で濡れていたり、凹凸があったり環境が様々なので
杖ゴムが特殊な物や、面積の大きいものを使用した方がいいかもしれません。
3.使用頻度は?(常に使うのか、それとも長く歩く時だけ使うのか)
旅行先で少しだけ使いたい場合は、折り畳み式の杖がいいでしょうし、歩行時に常に持っておくのであれば持ち手が持ちやすいものがいいかもしれません。
4.どんな柄が好きか?
杖はずっと使っていくものになりますので、やっぱり自分の好みに合ったものがいいですよね。
上記の4点をきちんと合わせていけば自分に合った杖を選ぶことができるかと思いますので参考してみてください。
自分の体に合った杖を選び安全におしゃれに使っていきたいですね!
また、最近は杖を使った運動も人気です。
ノルディックウォーキングと言って両手に専用の杖を持ち歩行する運動です。
全身を使った運動になり、普段動かさない筋肉を無理なく動かすことができるので、まだまだ元気なアクティブシニア層にも人気だそうです。
今後ノルディックウォークに関する記事も書きたいと思いますので
気になることがあればコメントやメール何でも構いませのでお気軽にお問い合わせください!