こんにちは、大神です!
家から出られない日々が続いていますね。
私たちの仕事をやっているとどうしても気になるのが、
閉じこもりによる筋力低下、それに伴う転倒骨折。
こうなってくるとなかなか抜け出せない悪循環に陥ってしまいます。
今、よく言われているのがフレイル(虚弱)に気を付けること。
このフレイルという状態になると何かのきっかけで要介護状態(寝たきり)になる可能性が高いそうです。
ですが外出の機会が減っているため、運動の低下、食事量の低下につながってきます。
今まさにフレイルになりえる環境がそろってしまっていることがとても問題です。
今日はフレイルの評価基準についてまとめておこうと思います。
この評価基準の項目のうち3項目以上該当した場合がフレイル、
2項目以下の場合はプレフレイル(前フレイル)、
0項目の場合が健常となるそうです。
【評価基準】
1.体重減少
「6カ月間で2~3kg以上の(意図しない)体重減少に「はい」と回答した場合
2.倦怠感
「(ここ2週間)わけもなく疲れたような感じがする」に「はい」と回答した場合
3.活動量
「軽い運動・体操(農作業も含む)を1週間に何日くらいしていますか?」
及び
「定期的な運動・スポーツ(農作業を含む)を1週間に何日くらいしていますか?」
の2つの問いのいずれにも「運動・体操はしていない」と回答した場合
4.握力
利き手の測定で男性26kg未満、女性18kg未満の場合
5.通常歩行速度
(測定区間の前後に1mの助走路を設け、測定区間5mの時を測定する)1m/秒未満の場合
どうでしょうか?これくらいの項目数ですと簡易的にチェックも行いやすいです。
ほかにも簡易チェックとして、
筋肉量を簡易に図る「指輪っかチェック」や「イレブンチェック」などがあります。
また、より深くチェックをしたい方向けに「総合チェック」といわれる、
「食事」「運動」「社会性」の面から深堀していくチェックシートもあるようです。
こちらはチェックシートがありましたので載せておきます。
総合チェックシート
PDFダウンロードこのチェックシートは東京大学高齢社会総合研究機構の飯島勝矢教授によって考案されたそうです。
なかなか動きが取れない時期が続きますが、
定期的にチェックをして今の現状をみんなで乗り切っていきましょう!