こんにちは!
WEB担当の蜂須賀です。
明日で8月も終わり、もうすぐ秋がやってきますね。
秋といえば行楽の季節!
食べ物・景色・気候など様々な面からお出かけにぴったりのシーズンです。
今日ご紹介させていただくのは「介護旅行」について。
NPO法人 あすも特注旅行班様に頂いた資料を元にお話しさせていただきたいと思います。
【けあとりっぷ】
「プロが教える介護旅行」ということで、
これまで数多くのお客様に旅をご提供されてきた、NPO法人あすも特注旅行班様が作成された冊子です。
旅先の不安を解決する9のポイント、ということで
介護旅行をする際にどのようなことに気を付ければいいのかがとても分かりやすくまとめられています。
今回はその中から、旅のポイント:行動編ということで4つのポイントをご紹介させていただきます。
ポイント01 移動
30分~1時間のゆとりをもった行程に
アドバイス
①疲れる前に休憩をはさみましょう
②電車の乗り換えがある場合は一本贈らせて、ゆっくり移動するのもポイントです
(エレベーターを使う場合は、待ち時間も考慮する)
③長距離の歩行が難しい場合は、車椅子や押しぐるまを利用するのも◎
④階段や段差の上り下りが不安な方は、う回路がないかなど、事前の下調べをしましょう
⑤疲れてくる、夕方はふらつきに注意しましょう
⑥人が少ない平日の旅行がおすすめです
ポイント02 トイレ
トイレの場所を事前にチェック
アドバイス
①2~3時間おきにトイレ休憩を行程にはさみましょう
②観光地では、和式のトイレもあるので洋式トイレの場所を確認していると安心です
③車椅子の方は身体障害者用トイレのチェックを忘れずに
身体障害者用トイレを探すポイント
○公共施設(駅、役所、図書館など)
○大型商業施設、銀行、道の駅、パーキングエリア
○大手外食チェーン店
に多くあるので、事前に調べていくと安心です。
ポイント03 食事
足腰が不安な方はテーブル席がおすすめ
アドバイス
①テーブル席がない場合、床に座れる方は、掘りごたつ式がおすすめ
②アレルギーや薬との組み合わせに気を付けましょう
③車椅子の方は、玄関に段差がないか、通路は車椅子が通れる(幅80cmほど)か確認しましょう
④車椅子の方は、テーブルの高さが70cmほどあったほうが姿勢よく食べることができます
食事の配慮が必要な方
小さく刻んだ食事やおかゆなど特別なお食事が必要な方は、ホテルのレストランが対応してくれることが多いです。
また、ミキサー食も対応可能なレストランもあります。
一般のレストランでも対応してくれることがありますので、事前に確認をとりましょう。
ポイント04 観光
優先順位を決めて効率良く
アドバイス
①優先順位を決めて刊行することをおすすめします(午前1つ、午後1つ程度)
②雨が降った時に行ける観光地も調べておくと◎
③疲れる前に休憩をはさみましょう
④急なトイレなどに備えてゆとりをもった行程つくり
⑤観光地にある無料の車椅子を貸し出しを上手に利用しましょう
⑥階段や段差の上り下りが不安な方は、事前の下調べをしましょう
疾患別!介護旅行の3つのポイント
以上、旅のポイント:行動編の4つをご紹介しました!
いかがでしたか?
またほかのポイントもご紹介させていただきます!
【車いす利用者おでかけマップ】
【車いす利用者おでかけマップ】はその名の通り、
車いす利用者の方向けの福岡市の観光マップ。(2018年春発行)
あすも特注旅行班様と福岡市とでなる実行委員会によって作成された冊子です。
A博多 B天神 Cシーサイドももち D海の中道 の4つのエリアごとに、
車椅子利用者の方も利用できる乗り物や設備、施設、飲食店、トイレ情報などが分かりやすく載っています。
また、モデルのお出かけルートもあるため、実際のお出かけにとても役立つ内容になっています。
こちらはA博多のマップです。
中洲川端駅からJR博多シティまでのルートが案内されています。
このほかのマップもまた次の機会にご紹介させていただきます!(*^^*)
障がいや病気によってお出かけや旅行を諦めた経験がある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ぜひ様々なサポートを活用していただいて、楽しく素敵な旅を楽しんでいただけたらと思います。
NPO法人あすも特注旅行班 様