
こんにちは!
博多営業所の齋藤です!
昨日、一昨日は大学入学共通テストでしたね。
受験生の皆様、まずはおつかれさまでした!
次のテストが控えていると思います。もうひと頑張りです!
長女も受験生ですが直前で進路希望が変わり共通テストは受けないのですが試験はもうすぐです。
体調には気を付けて万全な状態で試験が受けられる事を願うばかりです。
話しは変わりますが、私が住んでいる地域では毎年1月2日の午前中に「金隈鳶の水(かねのくまとびのみず)」という来訪神行事が行われます。
地域に住んでいる子供や保護者達が公民館に集った後、観音堂で祈願し、蓑と笠を被った年長者(中学生)と小学校高学年の子供達が「わっしょい、わっしょい」と掛け声をかけながら1件1件廻っていきます。


各家庭では、蓑と笠を被った姿が鳥に見えた事から「鳶」に見立てられた年長者にバケツで水をかけ、かわりに志を渡します。



この来訪神行事は少なくとも江戸時代から続いているらしく、言い伝えによるとある年に疫病が流行し、多くの子供が亡くなった為、子供達の健康を祈願して始まったそうです。
平成16年度に「福岡市無形文化遺産」の認定を受けたそうです。
私も長男、次女と一緒に参加するようになってから5年目になりますが子供、大人合わせて40人程が一緒に約2時間程町内を歩いて廻ります。初めの頃は正月なんだからゆっくり寝ていたいと思ってましたが、今では年初の行事として楽しんで参加しています。

去年、長男が年長者として水をかかる役をいただきました。厚手のレインコートに何個もホッカイロを貼って挑みましたが、真冬に水を被るのはやはり寒かったそうです💦 しかし、保存会の方がタオルで拭いてくれたり温かい飲み物や豚汁などをいただいたりと皆様の温かさでやりがいは感じたようでした!
お年寄りから子供までが参加できる行事だからこそ長く続けてもらいたいです。
最後になりましたが、本年もよろしくお願いいたします。