はい!どーも!理学療法士の小川内です。
今回は「身体が何かを欲するとき何かが足りない」について!
なんと現在!栄養失調の方が増えているらしいです!
栄養失調と聞くと、 食糧が乏しいことによって起こるものだと思いますが、現在では食事制限のダイエットや、栄養素のバランスが悪い食事による食生活の偏りなどが原因で女性や子供に多く見られるといわれています。
そんな新型栄養失調などによる栄養不足のサインが無性に何かを食べたくなるときかもしれません。
*甘いものが食べたくなる
「疲れると甘いものが食べたくなる!」という経験がある人、多いのではないでしょうか?
疲れているから欲することもありますが、たんぱく質不足の可能もあります。
たんぱく質は体の機能を調整するホルモンや酵素、抗体、神経伝達物質などの材料でもあり、免疫や代謝、血圧の調整、神経機能の維持などにも重要な役割を果たしています。
疲れているときに食べたくなる甘いもの。けれど糖質は血糖値の急上昇を起こすため、今度はインスリン分泌によって低血糖になってしまい、ますます甘いものを欲するという悪循環に陥りがちなりますのでご注意を!
おすすめの食材
肉、魚類、大豆製品、卵、乳製品 など
*しょっぱいものが食べたいとき
塩辛いものや濃い味付けが食べたいときはミネラル不足の可能性があります。
特に汗をかいたときは水分や塩分が一緒に飛ぶので不足しがちです。
運動後や飲酒後は体内のアルカリ度を調節するミネラルが不足し、しょっぱいものが食べたくなります。過度の塩分摂取とならないように、カリウム、鉄分、マグネシウムなどのミネラルを補給して栄養バランスを整えましょう。
おすすめの食材
貝類、海藻類、大豆製品、レバー など
*辛いものが食べたいとき
ストレスが溜まっているかもしれません。
イライラが募るとカラダは無意識に別の刺激を求めて誤魔化そうとするそうです!
ストレスが溜まると、カラダは無意識に別の刺激を求めて辛いものを欲することが多いんです。そんなときは、抗ストレスホルモンが副腎から分泌されています。副腎を健康的にするためにはたんぱく質や抗酸化ビタミンの摂取がおすすめです。
おすすめの食材
肉類、魚介類、緑黄色野菜、果物 など
*ジャンクフードが食べたいとき
フライドポテトやチキンなどのファストフードや、ポテトチップスなどの脂っこいお菓子が食べたくなる人はカリウム不足なのかもしれません。 欲求に任せて、油ものを思う存分摂取すると、太る原因になります。 また、カリウムが不足すると排泄機能が低下し、水分を溜め込んでむくみの原因になる可能性もあります。
おすすめの食材
ほうれん草、アボカド、納豆、スイカ、リンゴ、バナナ など
*酸っぱいものが食べたいとき
胃が疲れているかもしれません。
エネルギーを作るクエン酸回路がうまく働いていないとき に欲しくなると言われています。
特に血液循環が悪い人は、疲労の原因である乳酸が溜まりやすいので要注意です
胃の調子をととのえてくれて、疲労回復に効果が期待できるクエン酸やミネラルを摂取することがおすすめです!
おすすめの食材
梅干し、黒酢、柑橘系、海藻類、豆類、そば など
ちなみ小川内はジャンクフードが食べたい時が多々あります笑
ではまた!
次回!
「PT、OTおすすめの運動!」
乞うご期待!