こんにちは!大神です!
今日は日ごろからお世話になっている地域包括支援センター(いきいきセンター)のお仕事を改めて確認をしていこうと思います。
主な業務
- 介護予防ケアマネジメント業務
- 総合相談支援業務
- 権利擁護業務
- 包括的・継続的ケアマネジメント支援業務
に分かれているそうです。
社会福祉士・保健師・主任ケアマネジャーの管理者たちでそれぞれの業務を分担されているようです。
私たち福祉用具専門相談員がよくかかわるお仕事としては、①介護予防ケアマネジメント業務です。
福祉用具が必要な方々の情報をいただき、そこに訪問して適切な福祉用具を選定していきます。その他にも訪問介護事業所や通所介護事業所の紹介などを行って、ケアプランの作成業務を行っています。皆さんがかかわることが多いのがこの介護予防マネジメント業務です。
ですが地域包括支援センターはそれ以外の業務がかなりたくさんあります。
2.総合相談支援業務
地域の方々からの相談や悩みを受付、それに沿った社会資源などを紹介していく業務があります。これがいろいろな相談ごとがあるそうで、最近見なくなったおじいちゃんの様子を見てほしいとか、犬猫を放し飼いにして近所迷惑になっているからどうにかしてほしいなど多岐にわたります。
色々な相談が来るためそれに対応できるまでのスキルが要求されます!
3.権利擁護業務
高齢者の中には認知面の低下により、正確な判断ができなくなる方が出てきます。また介護の負担により家族や支援者から虐待やネグレクトを受けることがあります。そうならないための早期発見や対処などを行うことも大事な業務の一環です。
4.包括的・継続的ケアマネジメント支援業務
地域の居宅支援事業所への指導や相談、支援困難事例への指導や助言を行う業務があります。地域には困難事例と呼ばれるケースが必ずあり、支援に入りたくても入れないようなケースがあります。そういうケースにケアマネジャーとともに介入し長期的に支援をしていきます。
こうみてみると地域包括支援センターの業務は大変な事例をこなす知識とスキルが要求されます。1件1件の内容もすぐに終わる内容ではなく利用者に寄り添った対応が必要とされます。介護職は感情労働とよく言われますが、地域包括支援センターの皆さんは、高いレベルで感情労働が要求されます。
支援が必要な方たちもそれまでの生きてきた歴史があるので、大変な現状になるまでの経緯があります。選択肢がなくて生活に困窮してしまった親子、どこにも相談できず体調が悪くなりぎりぎりで見つかった男性など、いろいろな経緯があります。
でも対応するときは大変な素振りを一切見せないスタッフの方はやっぱりプロです!
私たちもその援助ができるように日々勉強して、利用者の方に喜んでもらえるようにしています。
地域包括支援センターの皆様これからもよろしくお願いいたします!!