こんにちは、介福本舗の園田です。
今日、12/4は「E.T」の日だそうです。
昭和57年のこの日、映画『E.T』が日本で公開されました。観客は1000万人を突破し、1997年に『もののけ姫』に抜かれるまで最高の配給収入を記録していたそうです。
さて、今年の夏頃、突然先輩からセコンドお願い出来ないかと連絡がありました。
という事で、先月末は、全日本社会人ウエイトリフティング大会のセコンドしてきました。
会場は、佐賀県有田町。
今回出場した先輩は、高校、大学の先輩で高校時代は、全国選抜大会、インターハイ、国体と三冠をとった、とてーも強い、そして尊敬している先輩です。
そして、先輩と私のタッグは先輩が4年のインカレ振りでした。
今回は73キロ級でエントリー。
起床後、体重を測ると73.4キロ。
そうです、400g体重オーバー。
ウエイトリフティング競技は階級制ですので、検量時間までに73.00キロ以下にならないと失格となります。
服を着込み、ウォーキング、ガムを噛んで唾を吐いて体重を落とします。お昼の検量時には無事規定内の体重に。
検量後2時間後に申告重量(1回目に挙げる重量)の低い選手から試合がスタートしていきます。
そもそもウエイトリフティングのセコンドとは…
主な役割は選手の調子や試合の流れを読み、試技する重量を決めることです。重量は選手自身で決めるように思われがちですが、実はセコンド役が判断します。選手はあくまで任された重量を挙げるだけなのです。
相手の試技の結果を受けて、どれくらいの重量を挙げれば勝てるのか。またその重量を挙げられる調子にあるのか。目まぐるしく変わる試合状況を読み取り、適切な判断を下すセコンド。力勝負の裏では、そんな駆け引きが行われているのです。
試合はというと…
スナッチ
1回目、85キロ 成功!
2回目、93キロ 成功!
勝負の3回目、100キロ。頭上までは引き上げられましたが、バランスを崩して惜しくも失敗。
ジャーク
1回目、105キロ。問題なく成功!
2回目110キロを申告していましたが、ライバル(同じ大学の先輩)が110キロを成功したものの次の重量は挙げれない可能性を判断し、111キロを選択。
気合いを入れて試技に挑む。ジャーク(肩から差し上げる時)に挙がってもプレスアウト(肘が曲がる)反則動作で失敗。
3回目、同重量、111キロを選択。
クリーンは腰が曲がりながらも立ち上がる。問題のジャーク。肘も綺麗に伸び見事成功!
同じ大学の先輩にも勝て、見事勝利で終わりました。
試合後はプロテインといきたいところでしたが、懐かしのメンバーで佐世保にお酒を飲みに。
良い試合、良い仲間、良いお酒が飲めた全日本社会人の試合となりました。