はい!どーも!
理学療法士の小川内です。
まだまだ残暑が続いておりますが皆様、体調はいかがですか?
さて、今回のテーマは「その人に必要な水分摂取量」です!
その人に必要な水分摂取量
皆様、1日に必要な水分摂取量はご存じですか?
そもそもなぜ体に水が必要なのか?
水は成人の体内の約60%を占めています。
水は生命を維持するのに不可欠であり、十分に摂取できていないとさまざまな健康障害を引き起こします。
水には栄養素を吸収しやすいように分解し代謝するための「物質の溶解」、栄養素を全身に届けたり老廃物を排泄したりする「物質の運搬」、体温を一定に保つ「体温調節」の三つのはたらきがあります。
体内から失われる水分が5%のときにはのどの渇きや目まい、吐き気といった脱水症状や熱中症の症状が現れますが、10%では筋痙攣(けいれん)や失神が起こり、20%にもなると生命に関わります
では1日どのくらい水分量が必要なのか?
人間が生きていくために必要な水分量は1日2.3~2.5Lといわれています。
尿や便から約1.5~1.7L、呼吸、汗から約0.7~0.9Lと約2.3~2.5Lもの水分が人体から毎日出ていくため、失われた水分と同じくらいの水分量を補う必要があるのです。
1日に約2.3~2.5Lの水分を補給しなければいけないと聞くとかなりの量に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、2.3~2.5L全てを飲み物から摂取する必要はないです!
人体では代謝によって約0.3~0.5Lの水分が作られる他、食べ物からも約0.9~1.0Lもの水分を摂取できます。
そのため飲み物からは1.2~1.4Lほど摂取すればだいたい大丈夫です。
この水分量はあくまで目安であり、スポーツや肉体労働などで汗をかくことが多い生活を送っている方は、摂取量を増やす必要があります。
*注意!*病気などで医師から水分摂取量の制限がある方は、これが正解ではありませんでのご注意ください。
まだまだ暑い日が続きますが、皆様お身体ご自愛ください!
ではまた!
次回!
「足が疲れた時には」
乞うご期待!