はい!どーも!
理学療法士の小川内です。
さて、今回のテーマは「パーキンソン病について」です!
小難しい話になりますのでなんとな~く読んでもらって大丈夫です。
そもそもパーキンソン病とは?
脳の中にある特定の部分で問題が生じる進行性の病気です。この部分は「黒質」と呼ばれ、脳の中で特定の物質を作り出す細胞が集まっている場所です。
パーキンソン病では、黒質の中にある細胞が減少してしまったり、うまく機能しなくなったりします。
これにより、脳の運動を制御するための回路が乱れ、パーキンソン病の主な症状が現れます。
手足の震えや、歩くときにバランスを保つのが難しくなったり、動きが鈍くなったりします。
黒質以外の脳の一部にも異常が現れることもあり、この異常も病状の進行に関係しています。
ただし、個人によって病変の範囲や影響は異なることもあり、病気が進むと、運動障害だけでなく、記憶や思考に関する問題も起こることがあります。
では、どうやって診断されるんでしょうか?
主な診断方法をまとめてみました!
*小川内が調べた範囲内ですのでまだ別の診断方法があるかと思いますが、ご了承ください!
1、病歴の評価
医師はまず、患者の病歴を詳しく聞き、症状の始まりや進行の経過などを把握し、パーキンソン病の可能性を探ります。
2、症状の評価:
医師がパーキンソン病の特徴的な症状を評価します。
体の震え(振戦)、筋肉のこわばり(リジッド)、運動の鈍さ(ブラディキネジア)、バランス不良など。
3、神経学的評価
医師は神経学的な評価を行い、患者の運動や反射の異常を確認します。また、バランスや歩行の問題も評価します。
4、画像検査
脳の画像検査(MRIやCTスキャン)を行うことで、他の疾患を除外したり、パーキンソン病の診断を補完したりします。
診断は、他の疾患との鑑別が重要で他の病気や薬の副作用などがパーキンソン病と似た症状を引き起こすことがあります。
簡単に説明しましたが、パーキンソン病の診断は専門的な医師の判断と病歴・症状の評価に基づいて行われます。
パーキンソン病は、明確な根治がまだ難しく原因が不明確な部分がある病気です。
少しでも似た症状がある時は、病院受診を考えてみてください!
皆さまの健康に少しでも繋がりますように、、、
では、また次回!
次回!
「君たちはどう生きるか」
乞うご期待!