はい!どーも!
理学療法士の小川内です。
さて、今回のテーマは「口腔内フローラ」です!
口腔内フローラとは?
お腹(腸内)と同じように口の中も細菌が住んでおり、善玉菌や悪玉菌、どちらの菌にもなる日和見菌が存在します。
これらの無数の細菌がバランスよく保たれた環境を「口腔内フローラ」と呼びます。
しかし、歯磨きが不十分だったり、砂糖を過剰に摂ったりすると歯垢がつくられ、フローラのバランスが崩れ虫歯や歯周病、動脈硬化や心筋梗塞といった生活習慣病を引き起こす原因となります。
ではなぜ?動脈硬化や心筋梗塞の原因の一つとなるのか?
それは、口腔内の環境が乱れると歯周病になり、歯と歯ぐきの間に隙間ができ、血管内に細菌が侵入しやすくなります。
細菌の感染により血管内に炎症が起きると、それを修復しようと悪玉コレステロールが増加するため、結果として動脈硬化や心筋梗塞に繋がります。
ではでは歯周病を予防するためにはどうすればいいのでしょうか?
1つは、唾液分泌を増やす!唾液は口の中の粘膜についた菌を洗い流す洗浄作用があり、病気になるのを防いだり、口臭を予防したりしてくれる働きがあります。
唾液の分泌量を上げるためには、食物繊維を豊富に含むキノコ類や海藻類、野菜、果物等を摂取することが効果的です。
特にリンゴは食物繊維が摂れるだけでなく、「リンゴ酸」という成分が口の中の悪玉菌を殺菌する効果があります。
入れ歯洗浄剤にも含まれているこの成分は「天然の口内洗浄剤」とも呼ばれており、口臭予防にぴったりです!
ただし、果物には果糖も含まれているので、食べすぎには注意!
朝起きたら歯磨きをする!
その他には朝起きたら歯磨きをする!寝ている間、口の中では雑菌が繁殖しています。
起きてそのまま飲食すると、繁殖した雑菌を飲み込んでしまい、腸内環境にも悪影響となります。
そして、朝食を摂ることも口内フローラを整えるために重要です。朝は最も雑菌が増殖している時間帯なので、朝食を摂ることで唾液分泌を促し、殺菌しましょう!
定期的な歯科受診もオススメ!
あとは、定期的な歯科受診もオススメです!
小川内は、小さいころから歯が弱く虫歯になりやすいと言われていました。そのため、20歳になるまで半年に一回は、歯科受診を行き、虫歯、歯周病はゼロ!
歯科受診は時間がかかるし、めんどくさいとは思いますが、病気になればそれ以上に時間がかかります。
いつまでも健康に過ごすために口腔内の環境に時間を割いてみませんか?
少しでも皆様の健康に役立てて頂けたら幸いです!
では、また次回!
次回!
「梅雨に入る前に」
乞うご期待!