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2023.03.03

移乗リフトを設置するまでの流れ

移乗リフトを設置するまでの流れ
画像引用元:メーカー様HP

こんにちは!

最近トレーニングジムに行けず運動不足の大神です!通勤で運動不足を解消できるよう自転車なんかも考えていますが・・・皆様はいかがでしょうか?

今日は、移乗用リフトの導入の流れを解説していきます。

 

今回ご協力いただいたのは、株式会社モリト―福岡営業所の所長の竹田さんです!

 

株式会社モリト―は愛知県に本社がある介護リフトの会社になります。

主力商品であるリフトの名前は「つるべ―」という商品の形がイメージしやすいネーミングとなっています。

メーカー様HPはこちら

「つるべ―」はその名の通り、体を釣り上げてベッドや車いすに乗り換えるための機器となっています。

 

今や介護業界では必須になりつつある移乗用リフト。

まだまだ一般の方は見たことがない商品だと思いますので導入の流れをしっかり見ていきましょう!

移乗用リフト

1 リフトの種類

移乗用リフトとはどこで使うものなのかをまずは確認しましょう。

●ベッドからの移乗

画像引用元:メーカー様HP

ベッドに設置型の移乗用リフト。

ベッドから車いすやポータブルトイレなどに移乗する際のリフトになります。

 

●浴室の出入り

画像引用元:メーカー様HP

入浴時に使用する移乗用リフト。

浴室入口から浴槽内までをサポートしてくれるリフト。

浴室内も安全・安心に介助ができます。

 

●屋外階段の移動

画像引用元:メーカー様HP

屋外の段差や階段があるところで使用するリフト。

外出する際の最初の難関ポイントになりがちな階段を難なく超えてくれます。

 

●室内の移動式

画像引用元:メーカー様HP

キャスターがついている移乗用リフト。

ベッド・車いすの移乗、トイレへの移乗などマルチに活躍してくれるリフト。

 

●天井レール式

画像引用元:メーカー様HP

屋内天井に移動用のレールを設置するリフト。

レールを這わせればどこまでもあなたをお連れします。

 

 

リフトの種類は用途によってたくさんあります。

その方の生活スタイルに合わせて使えるリフトを選んでいく必要があります。

 

おおよその種類がわかったところで次は早速導入の流れを確認していきましょう!

 

2 リフト導入の流れ

ここからは株式会社モリト―のつるべ―を実際に導入する流れを見ていきましょう。

今回は在宅でよく使うベッド用リフト、浴室用リフト、屋外用リフトの3つを解説します。

 

リフトの種類によって導入の注意ポイントが変わりますので事例別にみていきましょう。


①事前確認(共通事項)

・利用者の状況確認

・どこにリフトを設置するか

・スリングシート(釣り具)の確認

上記の3点を確認していきます。

 

ここで私たち福祉用具専門相談員はおおよそのリフトやスリングシートの種類を絞っていきます。

スリングシートは種類がたくさんあります。

座ったままの姿勢で移動できるもの、寝たままの姿勢のもの、頭までしっかり保護するもの、また素材が水にぬれてもいい素材や床ずれ予防ができる素材のスリングシートなど、利用者の状況によってさまざまです。


②現地確認

【ベッド用リフト】

介護ベッドの種類の確認。

設置ができないタイプのベッドもあるので相性の確認を行います。

 

【浴室用リフト】

浴室サイズの確認。

どのような浴室にも設置はできるそうですがスペースを取ってしまうので確認が必要。

支柱と天井を四隅に突っ張るので、導入した際の介助のやりやすさをご家族様と話し合っていきます。

 

【屋外用リフト】

屋外リフトは支柱を立てる場所に基礎工事が必要になってきます。工事の流れや介助のやり方を見ていきます。


③見積もり提示

リフトを購入するかレンタルするか、また屋外など工事が必要なものは工事の見積もりをご提示します。

問題なければ発注となります。


④納品

【ベッド用リフト】

商品をお持ちして設置。

30分程度で設置が完了します。

 

【浴室用リフト】

・工事の施工内容確認をした後取り掛かります。

設置は長くても3時間程度で終わります。支柱は接着していくため使用できるのは24時間後となります。

 

【屋外用リフト】

・工事の施工内容確認をした後に取り掛かります。基礎工事が完了するまでに10日程度要するため時間がかかります。

・基礎が固まったら設置ができすぐに使用できます。


⑤利用時の注意点の説明

・リフトの注意点やスリングシートを利用者の体に装着するやり方を説明していきます。

 

3 リフトを使うのはいつから?

リフトの使用時期は人によって様々です。

ですが私たち福祉用具専門相談員から見ると“抱え上げないと移乗ができない”状態になったらリフトが必要です。

 

人間の体重は軽い人でも30㎏はあります。30㎏のものを日常的に抱え上げることは必ず腰痛に繋がります。

国の基準でも労働基準法で男性は自分の体重の40%以下、女性はさらに男性の60%以下が基準となっています。

介助者が体を壊してしまっては介護される人を在宅で看ていくのは非常に困難です。

なので“抱え上げる”介助が必要になったら移乗用リフトを検討しましょう。

 

4 いつまでも安心して暮らしていけるように

移乗用リフトを使うのは、介護される側・介護する側の双方にとって安心して介護を続けていくうえで必要なものです。

 

移乗用リフトはあまりなじみのない商品かもしれませんが、わからないことなどは丁寧に介福本舗スタッフが説明いたしますので気になる方はいつでもお問い合わせください!

 

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この記事を書いた人

Ogami

営業の大神(おおがみ)です。安心できる環境を一緒に作っていきましょう! 保有資格/福祉用具プランナー・福祉用具専門相談員・電動車いすセーフティー・アドバイ ザー・ヘルパー2級・福祉住環境コーディネーター2級・福祉用具選定士・可搬型階段昇降 機安全指導員

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