皆様こんにちは!
先日、重度障害の方にかかわることがありました。
そこで問題に上がった内容が、「コミュニケーション」をどうするかというものでした。
今回の方が難病を患っており、体をほとんど動かすことができず、目と指先が少し動かすことができるという状況でした。
ただ、こちらからの会話は通じており、こちらの意思を伝えることはできるが、相手の意思を感じ取るのが難しいという状況でした。
そんな時に使用するのが「コミュニケーション支援ボード」!!
内閣府のウェブサイトに自由にダウンロードして使えるものがあります。
【内閣府】
https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/jirei/cases/case_0027.html
【公益財団法人 明治安田こころの健康財団】
コミュニケーション支援ボード(PDFデータ)上記のコミュニケーション支援ボード以外にも種類がたくさんあり、自作をしている方もたくさんいらっしゃいます。
このボードを使って、目線や動かせる指を使って意思を伝えます。
練習が必要ですが慣れてくるとしっかりと意思を伝えることができるそうです。
また、ほかにも「意思伝達装置」というものもあります。
これは目線やスイッチ入力で文章を作るものであったり、筋肉に流れる微弱な信号を読み取ってYES/NOを判定するものなどがあります。
個人によって症状が様々ですのでその方にあったものを選ぶ必要があります。
金額も高いものが多いため担当の方とじっくり話していく必要があります。
意思疎通が取れないと本人様もいろいろな気力がなくなってきます。
どんな状況でも最後まで意思疎通を取る方法はありますので、みんなで考えていく必要があります。
私も今回のケースで勉強になることが多く、まだまだ勉強していくことがあるなと思いました!