こんにちは大神です!
いきなりですが、まずは下の写真をご覧ください。
介福本舗ショールームの体験コーナーの一部の写真です。
これは3枚とも同じ写真ではありません。
皆さんどこが違うかわかりますでしょうか?
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正解は手すりの位置です!!
この数センチしか変わらない手すりの位置。
健常者にはわからない差なのかもしれませんが、人によってはこの数センチで浴槽に入れるかどうかが決まる人もいます。
今日は誰でも使うこの「手すり」の位置について書いていきます。
「手すり」の位置
ちなみに上の写真で正しい位置についている手すりはどれでしょう?
正解は・・・・どれも正解です!
手すりの取り付け位置というのはおおよその位置はありますが、本当にいい位置というのは人によって場所が違います。
140cmのおばあちゃんと180cmの青年がどちらも使いやすい手すりはありません。
どちらかに合わせて手すりを設置する必要があります。
ですが介護保険で手すりを設置する場合は、ご本人様に合わせて設置工事をして行きます。
なので時には、健常者にとって使いにくい手すりを設置する場合もあります。
皆さんに最初に見ていただいた3つの手すりの写真。
この設置パターンもよくあります。
パターンとしてはよくありますが、お体の状態によって設置場所がかなり変わってきてしまうため、担当のセラピストがいる場合は身体状況を聞きながら設置場所を決めます。
- 浴槽に入る時が問題か、出る時が問題なのか?
- 片脚の負荷はどの程度かけることができるのか
- かがむことはできるか、どの程度かがめるか
- 浴槽の高さまで足は上がるのか
- 浴槽内と洗い場の高さの差は自身でカバーできるのか
などなど、上記のように、浴槽をまたぐだけでも確かめるポイントが沢山出てきます。
一人ひとり身体状況、家屋環境も違うので微妙に位置が変わってきます。
ここの判断を間違えてしまうと、全く使えない邪魔な手すりが完成してしまうので、ポイントを押さえながらセラピストの人とすり合わせを行っていきます。
手すりの設置場所はほかにも玄関・トイレ・廊下・階段などたくさんあります。
そしてそれぞれに違った意味を持った手すりの設置が必要です。
介福本舗スタッフは日々勉強しながら、一人ひとりのお客様にあった安全な暮らしを提供できるように努力しています。
また店内にもイメージしやすいような体験コーナーもありますので一般のお客様だけでなく、施設・病院などで働く方々もぜひご来店ください!