こんにちは!
今回は食事動作などの補助をする「自助具」をみていきます。
食事動作は細かな動作が多く、症状によっても使える器具が変わってくるためしっかり見ていく必要があります。
食事に関して大きく分けると、「飲む動作」「食べる動作」に分けることができます。それぞれの動作に使える自助具が違いますので紹介していきます。
食事動作の自助具
1. 飲む動作の自助具
持ち手の付いたお椀
ストロー付きのコップ
鼻が当たらないコップ
これらは、飲み口やストローの角度、持ち手などに工夫があります。
首を上げることができない方でも、しっかり最後まで飲めるように工夫されていたり、しっかりと掴めなくても持つことができる様にできています。
2. 食べる動作の自助具
クリップ式の箸
柄が曲がるスプーンやフォーク
柄が太いスプーンやフォーク
こちらも、持ちやすさを重視し、食べ物をつかみやすい形状に作ってあります。
クリップ式の箸なども、両端をつまむだけで掴むことができますのでイメージは小さなトングのような感じです。
柄の曲がるスプーンなどを使えば、口までの距離を短くすることができ、少ない動作の範囲でも食べ物を口まで運ぶことができます。
小さな工夫ですが、今までできなかったことができる様になります。
食事をしっかりと食べることができると体調にもいいですし、何よりおいしく楽しく食べることができます。
種類が沢山ありますのでお悩みの方はぜひご相談ください!