こんにちは!大神です。
早速ですが、福祉用具関連で介護保険がつかえるものは大きく分けて3つあります。
- 1. 福祉用具のレンタル
- 2. 福祉用具の購入
- 3. 住宅の改修工事
それぞれに対象となるものが決まっていますが福祉用具で使える介護保険はこの3つに必ず分類されます。
今回はその中で住宅改修について書いていきます!
介護保険で住宅改修
① 介護保険を使った住宅改修ってどんな制度?
介護保険の認定を持っている方が利用でき、上限を20万円として補助が出ます。
例えば、(要支援1の認定、負担割合1割)の方であれば、
工事金額総額 20万円でも、実際の支払う金額は1割の2万円となります。
ただどんな工事でもできるわけではなく、項目が決まっています。
- 手すりの取り付け
- 段差の解消
- 床又は通路面の材料変更
- 引き戸等への扉の取替え
- 洋式便器等への取替え
以上の5項目です。
介護保険での住宅改修は、基本的に自宅での生活を安全にするために行われるためこのように項目が決まっています。
② ② どんなひとが利用しているの?
高齢で足の筋力が弱り転倒をしやすくなった方や、骨折などで歩行が不安定なった方など理由は様々ですが「移動」を行う事に問題が出てきた方が改修工事を行う事が多いです。
実際に工事を行うときには、本人様立ち合いの中話し合いをします。
手すりの取り付けや、段差の解消工事を行う事でどのように生活が改善されるかを話し合いながら検討をしていきます。
③ 少しの変化で生活は大きく変わる!
工事自体は手すりの取り付けや、段差の解消などリフォームとまではいかない工事が多いですが生活の変化はとても大きいです。
- 以前はトイレまで一人で行くことが出来なかった方が行けるようになる。
- 浴槽に入れなかったが安定して浴槽の跨ぎ動作ができるようになった。
- 玄関かまちの段差が大きく外に出るのが億劫だったが、踏み台を取り付け楽になったので外出の機会が増えた。
などなど、例を挙げるとたくさんありますが、生活の範囲が全く変わってきます。
生活の質(QOL)がものすごく上がるので介護保険制度を使い有効に使っていただきたいです!
今後は住宅改修の事例なども紹介していければと思います!お楽しみに!