こんにちは。介福本舗の園田です。
本日は電動車いすのお話です。
慶應義塾大学病院で電動車いす「WHILL」の自動運転システムを使って患者を搬送する実証実験を始めると発表されたようです。
長距離歩行に不安のある患者さんや、足腰に障害がある患者さんなど、自身で目的地まで移動するのが困難な患者さんをサポートすることができるものだそうです。
目的地までの安全な移動ができるのにあわせて、病院スタッフの負担軽減を同時に達成することを目標としているそうです。
———以下引用———
実証実験は9月1日から来年3月31日にかけて行われる。地図情報をインプットした「WHILL 自動運転モデル」が、センサー群で探知した周囲の状況を解析しながら運行。最初に行き先を設定することで、利用者は特別な操作をしなくてもそこへ辿り着ける仕組み。利用後は無人運転で所定の場所へ自動返却される。
取り組みのきっかけとなったのは、院内の診療エリアが広くなったこと。患者が歩く距離が伸びたため、歩行に不安のある人らを十分にサポートする必要性が生じていた。車いすを押したり付き添ったりする人的リソースの確保にもやはり限界がある。
WHILLはこれまでに、複数の「自動運転モデル」の電動車いすを管理・運用するシステムを開発。各国の空港などで“交通弱者”を支援する実証実験を重ねてきていた。
———引用ここまで———
介護ニュースサイト JOINT弊社、介福本舗でも実際にWHILLをレンタルしていただいている利用者様がいます。
利用の経緯としては、筋力の低下に伴い、外出が億劫になっていたところ、WHILLを使い始め、お買い物・散歩と自ら積極的に外出するようになったと、ご満足いただいている回答をいただきました。
WHILLの特徴
ではWHILLの特徴は?
コンセプトは、もっと外に出かけたくなる。暮らしを楽しくする新しい”クルマ”です。
WHILLの一番の性能は、なんと言っても、小回り性能。
小回りを最大限に生かすために開発された、縦だけではなく横に回る特別な前輪、「オムニホイール」です。
他にも
・前後左右、力を入れず指先だけで簡単操作。
・アームの跳ね上げで簡単乗り降り。
・フットサポートの上に立っても転倒しません。
・手を離せば坂道でも自動でブレーキがかかります。
・左右のモーターを適切に制御することで、横に傾斜した道でもまっすぐ走ることができます。
・ブルートゥースでスマートフォンと接続可能で走行可能距離を確認
安心・便利な機能が満載ですね!
WHILL(ウィル)免許返納の後や、公共交通機関の三密を避けた移動手段としても利用者が増えているそうです。
この電動車いすWHILLを使っていろんな所にお出かけしてみてはいかがでしょうか。
気になる方はぜひ園田までお気軽にお問い合わせください!