こんにちは!
最近は衛生管理にも皆さんかなり気を使っているようです。
お客様からも「福祉用具のレンタル品に関して消毒などをしているのか」と聞かれることもあります。
今日は「歩行器」を例に、返却されてから貸し出しをされるまでに、どのような消毒やメンテナンスがされているのかを詳しく見ていきましょう!
1. 返却品の受け入れ(一次消毒)
まず帰ってきた福祉用具を洗浄エリアに入れる前に、返却品が車に乗っている時点でエタノール系の消毒を行います。
決まった量を噴霧し10分間放置します。
2. 洗浄作業
洗浄スペースで洗浄剤を散布して、素材にあった温度の調節をし温水洗浄機で汚れを落とします。
3. 消毒作業
微酸性電解水による消毒。洗浄作業が終わった福祉用具に対して微酸性電解水を1分以上流しかけます。
その後水滴を除去し福祉用具を運びます。
4. 乾燥
歩行器などはバッグな布製の物が多いので、ここでしっかり乾燥させます。
5. 保守点検
最終的に人の手で点検を行っていきます。
・アルコール清拭
・破損部の部品の交換
・傷の補修
・ブレーキ調整
・フレームのゆがみチェック
・組み立て確認
6. 梱包作業
洗浄・消毒の終了後ビニール袋に入れ、開口部を溶着する。
ここまで行ってようやく商品として出せるようになります。
帰ってきた商品はレンタル品、デモ品に限らずこの工程を行います。ここまでやるから安全に使うことができますね!
この工程は、私たちの事務所ではなく卸業者の方がすべて行っています。
卸業者の方本当にいつもお世話になっております!
今回は、歩行器の作業工程でしたが他の福祉用具ですとさらに作業工程が多くなります。
今回の新型コロナ騒動で衛生管理も厳しくなったのでどこの事業所も対応に追われていると思います。
これからも安全な商品がお届けできるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします!